こちら月並商事。
おっちょこちょいOLの咲良(さくら)さんは、今日もゆっくりおやつタイムです。
咲良「やっぱり、ファミスのトリプルエクレアは最高!」
並盛係長「咲良さん、おやつも良いけどその前にやることあるでしょう?」
咲良「そうでした!あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。」
並盛係長「新年を迎えると、気持ち新たになるし、良い1年にしたいと思いが湧いて来るの〜」
咲良「どうしたら良い年になるのかな?あつお課長、どうしたら良いですか?」
あつお課長「そうだね・・・だったら、福の神に憑いてもらったら良いんじゃない?」
咲良「どうやったら福の神に憑いてもらえますか?」
あつお課長「それなら、この『「福」に憑かれた男 (サンマーク文庫 き 5-1)』を読めば良いと思うよ」
咲良「どんなお話が書かれているんですか?」
あつお課長「主人公の秀三が突然亡くなったお父さんの書店を継ぐんだけど、潰れそうになるんだよね。実はそれは秀三に憑いた福の神の仕業なんだよね。」
咲良「え?福の神に憑かれたのにラッキーが訪れず、試練がくるんですか?」
あつお課長「老子の言葉で「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という言葉があるんだけど、福の神がいてくれる間だけ幸せなのより、幸せになる方法を知って、ずっと幸せな方が良くない?」
咲良「そっか、ずっと幸せになれる秘訣が学べるんですね!」
並盛係長「作家の喜多川泰さんならではの、あったかい筆致が快い作品じゃしのぉ。」
咲良「2025年がいっぱい福であふれる1年になるように、早速読んでみますね!」
今日も素敵な読書ライフを!